仮面ライダーは主に子供向けに作成されていますが、本当に子供向けか疑うようなシリアスなシーンがあったり、大人でも楽しめる作品です。
動画配信サービスで仮面ライダーを取り扱っているサービスはいろいろありますが、ここでは特に仮面ライダーを視聴するのにおすすめの動画配信サービスを紹介しています。
東映の特撮作品を配信している「東映特撮ファンクラブ」以外の動画配信サービスでも仮面ライダー作品の取り扱いがあるため、月額料金を節約したい人はまとめて配信されているサービスに登録するのがおすすめです。
すでに使っているサービスでも意外と見落としがあるかもしれませんよ。
※この記事の情報は2020/9月の執筆時のものです。詳しい情報は各サイトからご覧ください。
仮面ライダーを楽しむのにおすすめの動画配信サイト4つ
仮面ライダーを視聴できる動画配信サービスはいくつかありますが、ここでは最適なサービス3つに絞って紹介します。
仮面ライダー作品以外も視聴する予定のある方は、まとめて配信されているサービスを登録するようにしましょう。
東映特撮ファンクラブ
公式サイト | 東映特撮ファンクラブ(TTFC) |
料金 | 月額960円(税込) |
支払い方法 | アプリ内課金Amazonアカウントでのサブスクリプション支払い |
アプリ | iOS、Android |
東映特撮ファンクラブとは、今まですべての仮面ライダーだけでなく、スーパー戦隊シリーズを含めた、東映の特撮ヒーロー作品が見放題となる動画配信サービス。
取り扱っている特撮ヒーロー作品350タイトル以上が見放題で、他の動画配信サービスでは配信されていないオリジナルコンテンツも豊富に配信されています。
ライセンス契約の関係で、仮面ライダーの配信期限が決められているサービスが多い中、東映特撮ファンクラブであれば、ゆったりと自分のペースで視聴できるでしょう。
アプリからの視聴が可能ですが、PCで視聴するにはバンダイナムコIDとの連携、東映特撮ファンクラブPC視聴URLからのログインが必要になります。
配信仮面ライダー作品
アコーディオン形式で、作品すべて記載する
東映のサービスなだけあり、配信仮面ライダー作品は
昭和の
- 1971:仮面ライダー
- 1973:仮面ライダーV3
- 1974:仮面ライダーX
- 1974:仮面ライダーアマゾン
などから平成・令和の
- 2000:仮面ライダークウガ
- 2001:仮面ライダーアギト
- 2002:仮面ライダー龍騎
- 2003:仮面ライダー555
- 2021:仮面ライダーリバイス
- 2022:仮面ライダーギーツ
まで配信されています。
リアルタイムの放送後すぐ、10時頃から見逃し配信開始しており、現在放送中の仮面ライダーを追いかけたいけど、時間的に視聴できない方におすすめです。
良いところ
東映特撮ファンクラブで仮面ライダーを視聴する利点はいくつかあります。
オリジナル作品が豊富に配信されている
東映特撮ファンクラブでは、仮面ライダーのオリジナル作品が配信されています。
- 『仮面ライダーブレイブ』
- 『ハイスクールウォーズ』
- 『もう一人のパトレン2号』
- 『仮面ライダージオウ 補完計画』
- 『仮面ライダーシノビ』
- 『仮面ライダーブレン』
など、各シリーズのスピンオフが配信されており、自分の好きなライダーであれば見逃したくない内容がたくさん揃っています。
スピンオフの他にも、キャストへのインタビューや撮影の舞台裏、誕生秘話など、仮面ライダーマニアにとってはたまらないコンテンツづくしです。
動画配信以外の特典が豊富
動画配信サービスのため、メインのコンテンツはあくまで映像作品となりますが、東映特撮「ファンクラブ」と謳っているだけあり、仮面ライダーやスーパー戦隊のトークショーやライブショーの先行抽選販売に参加ができるようになります。
中には数量限定のチケットもあるため、なんとしてでも手に入れたい方は必須となるでしょう。
その他にも
- 東映特撮関連のニュースや公式情報が入手可能
- 会員向けのイベントを実施
- 会員限定のグッズを発売
など、リアルイベントでの特典が充実しています。
いまいちなポイント
他の動画配信サービスにはない魅力がありますが、反対に欠点もあります。
運営の対応が悪い
今では改善されているが、以前までは
- ダウンロード不可
- FireTV/Fireタブレットなどテレビでの視聴不可
- 映画やVシネの配信はなし
のような、他の動画配信サービスではあって当たり前の機能が搭載されていませんでした。
今でこそ対応はされていますが、今後時代の流れによって新しい変更があった場合にも対応の遅さには不安が残るでしょう。
回線が重い
東映特撮ファンクラブの欠点として1番よく挙げられるのが、回線の重さや通信の遅さです。
映像を視聴する際に回線が重くなり、映像が途切れてしまうのはもちろん、オフラインで視聴するためにダウンロードする際の通信も重く、他のサービスの約2分の1以上の時間がかかります。
Twitterでも評判を確認すると「重い」「止まる」といった口コミがあちこちに見られ、特に、見逃し放送される時間帯に集中してアクセスされると、かなり重くなるようです。
通信が重くなり、まともに見られないといった口コミは昔から現在まで続いており、運営の対応の遅さを見る限り、改善されることは期待できないかもしれません。
料金が高い
仮面ライダー作品は豊富ですが、配信作品数を考えると割高といえます。
ほかの動画配信サービスでは、昭和と平成の仮面ライダーTVシリーズをすべて網羅していながら、他の映画やアニメも配信していることを考えるとなおさらです。
東映特撮ファンクラブのおおよそ半額で見られるAmazonプライムやdTV、ほぼ同じ料金のNetflixの方が何倍も配信タイトルが多いです。
dTVではいままでのTVシリーズの全仮面ライダー作品を配信していながら、月額は500円程度のワンコインで見放題なため、お得とはいえないでしょう。
U-NEXT
公式サイト | U-NEXT |
料金 | 月額2,189円(税込)月額1,639円(税込) |
支払い方法 | クレジットカード決済キャリア決済楽天ペイAmazon.co.jpApple IDギフトコード/U-NEXTカード |
アプリ | iOS、Android |
今では電子書籍や動画配信など、さまざまなサービスが提供されていますが、配信作品数で頂点に位置するコンテンツキングはU-NEXTです。
配信作品数は260,000本以上あり、そのうち230,000本は見放題作品です。
月額料金がたかいものの、料金の内の半分1200円分はポイントとして返ってくるため、実質的な料金負担は月額1,000円ほどといえるでしょう。
配信仮面ライダー作品
数ある動画配信サービスの中でもU-NEXTでは仮面ライダーの配信に力を入れており、昭和と平成のTVシリーズはすべて見放題となっています。
再生画面の操作もしやすく、回線も東映特撮ファンクラブよりも強いため、ストレスフリーで見られるはずです。
さらに31日間の無料体験も可能なため、もし上手に利用できれば見てみたかった仮面ライダー1シリーズをすべて無料で見終えられるかもしれません。
良いところ
U-NEXTの良いところはなんといっても、配信作品数の多さです。
配信作品の多さはU-NEXT運営側も認識しており、今後もますますライナップが充実していくと考えられます。
昭和と平成の仮面ライダー作品がすべて見られる点でもポイントが高く、1作品だけ見たい場合にもおすすめです。
そして仮面ライダー以外の作品も豊富なため、普段使いから動画配信サービスを利用したい方にも最適です。
いまいちなポイント
東映特撮ファンクラブのように仮面ライダーのオリジナルコンテンツ配信やグッズ販売がされていないため、コアなファンにとっては大きな欠点といえるでしょう。
また支払い料金のうち、1200円分ポイントが返ってきますが、使わなければ失ってしまうポイントです。
ほとんどコンテンツの視聴を強制されているようなものなので、日常的に映像コンテンツにお金をかけない方にとってはマイナスといえるでしょう。
実際の利用感は無料期間中に試して判断するのがおすすめです。
dTV
公式サイト | dTV |
料金 | 月額550円(税込) |
支払い方法 | クレジットカードドコモ ケータイ払いdポイント払い |
アプリ | ios、Android |
2023年4月追記:dTVは2023年4月12日よりLeminoとしてリニューアルされました。
dTVは配信作品数が12万作品以上を誇る、月額550(税込)の動画配信サービスです。
月額料金は安いながらも人気な映画やドラマを多数取り揃えているので、コスパの良い動画配信サービスを利用したい方に向いています。
見放題作品のほかに、追加料金を払うことで最新作のレンタル視聴もできるため、人にあわせた幅広い利用方法に対応。
ドコモ専用の動画配信サービスと思われがちですが、dアカウントを取得すれば、ドコモ回線を契約していなくても利用できます。
配信仮面ライダー作品
dTVでは昭和・平成・令和のすべての仮面ライダーシリーズを配信しています。
TVシリーズの仮面ライダーを配信しているサービスは多いですが、その他のシリーズを配信しているところは少ないです。
dTVであれば、
- 劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season1 覚醒
- 劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season2 輪廻
- 平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER
- ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー
- 平成鎧武/ガイム外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン
- 仮面ライダーTHE FIRST
などなど、映画やスピンオフ外伝が配信されています。
そして今なら31日間の無料お試し期間も利用可能なため、見たかった仮面ライダー作品をイッキ見できます。
良いところ
dTVの良いところといえば、なんといってもその安さです。
昭和・平成・令和の仮面ライダーを全作品見られるうえに、月額料金は東映特撮ファンクラブの約半額ほど。
もちろん仮面ライダー作品以外にも
いまいちなポイント
デメリットとして挙げられるのが、支払い方法の少なさです。
ドコモユーザー以外であればクレジットカード一択に限られてしまうため、カードを持っていない学生にとっては、大きなハードルかもしれません。
またすべての映画やドラマが見放題とは限らないため、作品によっては個別の課金が必要になる点にも注意です。
ただ月額料金は安く、TVシリーズの仮面ライダー作品のほとんどは見放題として配信されているため、短期間でイッキ見したい方におすすめです。
Amazonプライムビデオ
公式サイト | Amazonプライムビデオ |
料金 | 月額500円(税込)、年会費4,900円(税込) |
支払い方法 | クレジットカードキャリア決済あと払い(ペイディ)Amazonギフト券パートナーポイントプログラム(JCB・Oki Dokiポイント)PayPay(ペイペイ) |
アプリ | ios、Android |
Amazonプライムビデオは、「Amazonプライム」の会員特典の1つである動画配信サービスです。
月額500円ながらたくさんの映画やドラマ、アニメを配信しており、コスパの高い動画配信サービスとしてよく名前が挙げられます。
動画配信はもちろんですが、
- 送料無料
- お急ぎ発送対応
など、Amazonプライムの会員として受けられるサービスも優秀で、普段からAmazonを利用する方にとってはほぼ必須といえるでしょう。
利用したことのない方からすると、動画配信はおまけ程度と思われがちですが、他の動画配信サービスと単体で見比べても負けていません。
配信仮面ライダー作品
Amazonプライムビデオでも仮面ライダー作品を多数取り扱っており、特に数年前に放送が終了したライダーシリーズを遅れて配信することが多いです。
ただ、配信される仮面ライダー作品は定期的に入れ替わるため、現在何が配信されているかを確認する必要があります。
そして他の動画配信サービスとの1番の違いは、Amazonプライムビデオオリジナルの仮面ライダー作品が配信されている点です。
- 『仮面ライダーアマゾンズ』の新シリーズが2017年の3月に公開
- 『仮面ライダーBLACK SUN』の新作映画が2022年秋に公開
で、Amazonプライムビデオの独占配信が決定されており、他のサービスよりも何かと優遇されています。
2023年4月追記:『仮面ライダーアマゾンズ』がAmazonプライムビデオでの配信を4月5日に終了します。
良いところ
やはりいい点といえばその料金の安さです。
ワンコイン程度で多くの映画やドラマが見放題となり、オリジナルの仮面ライダーが配信されている点は他の動画配信サービスにはないメリットです。
仮面ライダーのコアなファンにとってもオリジナル作品が配信されていることが、登録の理由となるかもしれません。
いまいちなポイント
Amazonプライムの会員特典込みで評価できるため、普段Amazonのサービスを利用しない方にとっては無理して入る必要はないといえます。
また安さは魅力的ですが、TVシリーズの仮面ライダーすべてを配信しているわけではないため、見たい作品が配信されていなければ、他の動画配信サービスで探した方が早いでしょう。
自分の見たい仮面ライダー作品がAmazonプライムで配信されている場合は、無料体験などから利用を検討してみましょう。
仮面ライダーが配信されているが向いていない動画配信サービス
ここまでは、仮面ライダーを視聴するのに向いている動画配信サービスを紹介しましたが、いくつか向いていないサービスもあります。
例としてあげられるのが
- Netflix
- dアニメストア
- WOWOW
です。
Netflixでも仮面ライダー作品が配信されていますが、TVシリーズ本編が配信されていることは少なく、配信されていたとしても期間が短いなどの欠点があります。
またNetflixでは海外ドラマやアニメ、オリジナル作品を強みとしているため、仮面ライダーのために、わざわざ新しく入る必要はないといえるでしょう。
そのほか、dアニメストアやWOWOWでも、仮面ライダーの取り扱いがほぼなく、視聴するのに向いているとはいえません。
仮面ライダーの動画配信におすすめなサービス比較
仮面ライダーの配信に適した動画配信サービスをご紹介しましたが、それぞれ料金や取り扱い作品数の評価などをわかりやすくまとめた表が以下となります。
仮面ライダーの取り扱い作品 | 月額料金の安さ | オリジナル作品 | |
東映特撮ファンクラブ | ◎ | △ | ◎ |
U-NEXT | ◎ | △ | △ |
dTV | ◎ | ◎ | △ |
Amazonプライムビデオ | △ | ◎ | ◯ |
仮面ライダー作品の取り扱いでは、TVシリーズやスピンオフも配信されているU-NEXTやdTVもポイントが高いです。
東映特撮ファンクラブはラインナップや特典が優れていますが、仮面ライダーのコアなファンでない限りはその魅力を持て余してしまうでしょう。
見たいライダーシリーズが配信されており、月額料金の安さを求めるのであれば、dTVやAmazonプライムビデオがおすすめです。
もし単純に「1つ見てみたい仮面ライダーの作品がある」「前年の仮面ライダーを見たい」などであれば、他の動画配信サービスに加入した方がお得となります。
まとめ
仮面ライダーを見るなら1版の候補としてあげられる東映特撮ファンクラブはコアなファンにはおすすめできますが、ライトな層や1作品だけ見てみたいという方にはあまり向いていません。
もし他の動画配信サービスを使う予定があるのであれば、そのなかでも特に仮面ライダー作品の配信が充実している
- U-NEXT
- dTV
- Amazonプライム
を利用するといいでしょう。
上記の3つのサービスはどれも無料体験を利用できるので、見たい仮面ライダーシリーズが決まっているのであれば、まずは無料で視聴してみるのがいいでしょう。
もし気に入った動画配信サービスがあれば、そのまま継続して利用するのもいいですね。